アンプラグド

おはようございます(^^♪

 

あらら~(+_+)

もう師走に入ってしまいました(+_+)

このブログも・・・

 

あれっ?

9月の手ぬぐい以来ですね・・・

反省・・・(;_;)

 

今年も残り一ヶ月を切ってしまいました

庭想人の作業は年末までお手入れ(剪定)に走りまわっております

今年はスペシャルなほどの、お天気回りで、今のところ快調に進めております

ご新規様は、申し訳御座いません

年明けとなります事、お許しください

さて今日は『音』

について書きたいと思います

 

今は剪定作業を毎日こなしています。

私の剪定の考え方は、『剪定』の項目をご覧句頂ければ分かるかな?と思うのですが、バリカンなどを使わずに、各種『鋏』を使って手入れをしています。

お掃除も。写真にあるように天然竹で出来た竹箒を使ってお掃除をしています

最近、お客様や、周りから聞く言葉ですが、朝から夕方まで、バリカンや、ブロアーと言ったエンジン道具等を使った作業が多く、『うるさい』『植物が可愛そう』と言った話を聞くことがあります。

 



私も手入れに回らせて頂いていても、近くでは朝から住宅街をエンジン音や、バリカンの音でうなっているのを、しょっちゅう耳にします。

切る作業が終われば、次は掃除にエンジンブロアーを、あおるようにアクセルをふかした掃除・・・

 

離れたところで聞いている私達でさえうるさいのに、その現場のお客さんは相当うるさいだろうなぁと思うこともあります。

 

写真に出ているのは、私のこだわりの手打ち鋏『キリバシ』と言いますが、一枝一枝を大切に剪定する枝を挟んで行きます。

切り抜く時の『チンチン』と言った音が、家の中にいるお客さんを、お庭へと導くこともあります

鋏も、剪定木に応じて使い分けをし、私自身も、道具を楽しみながら、剪定をしています

 

『そんなん、手間のかかる仕事をして・・・』

なんて思われる方、職人さん達が居られるかと思いますが、

 

枝を見て、丁寧に切ってあげれば、庭木は三年もすれば落ち着いてきますし、一年中無茶な切り方をしない限り、花も咲き。実もつけ、風が吹けば、枝葉が揺れる、優しいお庭に仕上がってきます

 

 

よく、『花が咲かない、実がならない』とご新規さんでよく聞きますが、花も咲かない、実もならない木はありません。

手入れをきちんとやってあげれば、季節になれば、花も咲き。実もつけてくれます(^^♪

 

私達人間にも、姿がありますね

 

植物にも姿・形がありますよね

 

幹があり、枝があり、梢があります

 

その姿を大切に、お庭全体を見ながら、一本一本鋏を入れてやるんです。

 

 

 



鋏で『チンチン』と言う音

その心地いい音で

施主を眠らせることが出来れば一人前だ

なんて言われたこともありますが、リズムよく挟んでいくのも切っている私達も心地いいですよね(^^♪

 

写真は一部の剪定に使う鋏です

 

そして、剪定が終われば、掃除になります

ここでも一気に仕上げるために、エンジンブロアーで・・・

ではなくて、竹ぼうきや、熊手で、地面を掃き清めて行きます

 

その時の音も、『ザーザー サッサッサ』と手際よく作業をしていきます

 

地面に這いつくばって、手帚片手に掃除を進めると、苔や実生が、木漏れ陽に照らされる良い瞬間が有ったりもします

竹ぼうきも、回しながら掃くことで片減りもせず、減って来れば硬い竹穂を鋏で切り取れば、右の箒のように短くなるまで使えます

 

写真は左から【新品⇒七割減り⇒半分に減った】

 

減り具合で、掃く場所を変えています

 

 

私は出来る限り、音にも拘り、耳障りのないような作業を心掛けています。

 

 

庭音は、例えば、アコースティックギターのように、スピーカー(アンプ)に繋げない『生音』のように心地いい音で、

 

鋏の音、箒の音、風の音、水の音

 

生音が聞こえる、アンプラグドな現場で有りたいと思っています(^^♪

 

 

長々と書きましたが、お庭に思いやりをもって、いつまでも仕事を続けたいですね。

 

 


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